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ランパート前半-かんころ餅トラップ|2017年バラモンキング完走記 第12話

2019.02.24 / トライアスロン

第1話からはこちらから

 

トランジション2

バイクフィニッシュ後、ラン用装備に着替えます。

バイクウェアを脱いで、ラン用シューズに履き替えて、サンバイザーをかぶってとトランジション1よりはすることが少ないです。

何よりものどが渇いてしょうがなかったのと、136km地点で吐き気で補給できなかったのでここに来てエネルギー切れを起こしだすという結構よろしくない状態でした。

なのでさっと準備してランに移ります。

スタート時に「ゼッケン741 大分県の梶原勇吾選手ランスタートです!頑張って下さーい!」とアナウンスが聞こえたので、軽く手を降っていよいよ最後の種目ラン42kmスタート!

 

ラン - 42km

外濠公園から島の北側へ片道約10kmを往復し1周21km。それを2周して42kmです。

アップダウンもそれなりにあります。

スイムとバイク後なので、当然普段のフルマラソンのようには走れません。

僕としては1/3程度は歩いてもしょうがないくらいの気持ちで走り出しました。

 

 

かんころ餅のほんのり甘い罠

ランスタート直後のエイドで水分を補給です。

助かったー!と思いながら、何か胃に優しそうな食べ物も無いか探します。

すると高校生のボランティアさんが『名物かんころ餅美味しいっすよ!』と。

かんころ餅とはこの五島列島の銘菓で、さつまいもを練り込んだ甘さは若干控えめのお餅です。

一口食べてみるとその甘さ控えめ感が身体に染み渡り、胃が喜んでいました。

その場で4つほど掻き込んですぐにリスタート。2kmごとにあるエイドでかんころ餅食べまくりながら走ろうと決めていました。

が、これがかんころ餅のほんのり甘い罠だったんです。。。

 

そのまま5kmほどかんころ餅を貪り食いながら走っていたら、、だんだんとお腹の雲行きが怪しくなってきました。。

ストレートに言います。ガスがお腹に溜まってオナラがしたかったんです!!

考えてみれば当然のこと『さつまいも=オナラ』は一般常識です。

そりゃエネルギーを求めている胃にあんだけ投入されれば速攻消化されてガスも大量発生するわなと。

問題は、、お腹にガスが溜まり続けているのに排出できず、遂には張りすぎたお腹が痛くて走れなくなったことです。。。

 

お腹が痛い、このガスを排出したい、でも出ない。。

それからは2kmごとのエイドにトイレが設置してあるので毎回入ります。

1回につき3分〜5分、さすがにトイレでいきむと少し排出されますが、それでもお腹の張りは全然おさまりません。。

もっとだ、、もっとバホバホいうくらい出ないとこの張りは良くならない。。

もうオナラがしたくてトイレを求めるゾンビ状態。。

安西先生、、、オナラがしたいです。。。

 

そのまま10kmの折返しを過ぎ、前半はほぼトイレを求めて走っていました。

合計7 or 8回はトイレに入ったでしょうか。

制限時間にはまだ余裕があったので、ガスの排出優先です。

これさえ出してしまえればまた走れる。。

写真は涼しい顔していますが、カメラマンが居たので格好つけねばと思って精一杯我慢している状態です。

頭の中はガス排出のことでいっぱい。

当然お腹が痛くなってからは憎きかんころ餅は食べていません。

オレンジの酸性感がなんとなく良さそうだったので、オレンジを貪り食っていました。

 

 

折返しで復活

そして折返しの21km。

ゾンビ状態の僕に親切な方が『あと21km、4時間近くあるからゆっくり行っても完走できるで!頑張れ兄ちゃん!』と。

有り難いなと思いながらその方の後ろにトイレが見えていたのですかさず駆け込みます。

するとかんころ餅トラップもさすがに効果が切れたのか、ガスが一気に出ました!!!

時間にして20秒くらいは出続けたでしょうか。

間違いなく今までの人生で一番長いガス排出時間でした。

お腹はスッキリ!ゾンビ状態で逆に脚を温存できたのか、走れます!

さっきの親切な方に改めてお礼を言い、洗っていない手でハイタッチをして、残り21kmへとリスタートです!!!

 

 

昨日のトレーニング

ラン・・・20km(残り30km)