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制作依頼時のデザインイメージの伝え方

2023.05.30 / 制作中のいろいろ

弊社でホームページ制作やその他デザインをご依頼いただくお客様の場合、下記のような場合があります。

①こんなデザインにしたいという参考デザインイメージ(参考サイト)などがある

②ぼんやり頭の中だけにデザインイメージがある

③デザインイメージは特にない

この3パターンです。

 

 

①こんなデザインにしたいという参考デザインイメージ(参考サイト)などがある

①の場合は話が早いです。

その参考イメージをお打ち合わせ時にお見せ頂けるので、お客様の求めているデザインがかなり鮮明に分かります。

但し、あくまで「参考」にするだけで、それをそのまま真似することは著作権や倫理に反するのでお断りしています。

テイストやそのデザインの空気感、世界観などを参考に、お客様の事業内容などに沿ったオリジナルのデザイン、ホームページを制作します。

 

 

②ぼんやり頭の中だけにデザインイメージがある

特にこれといった参考デザインがあるわけではないけど、ぼんやり頭の中だけに「こんなデザイン(ホームページ)にしたい」という希望がある場合、ヒアリング時に詳しくお話をお聞きしながら探っていきます。

例えば、格好いい、可愛い、男性的、女性的、シンプル、ミニマル、カッチリした、派手な、控えめな などのおおまかな方向性をまずはお聞きし、その後にコーポレートカラーや、それがなければ好きな色、使いたい色、鮮やかな色、淡い色、モノトーン などのデザインの色調をヒアリング。

そして参考となるデザインを探しながらデザインイメージを掴んでいきます。

 

 

③デザインイメージは特にない

③の場合も②と同様のことをヒアリングしながら、例えば趣味などのプライベートなこともお聞きしつつ、デザインイメージを探っていきます。

なぜプライベートなことまでお聞きするかというと、お客様の好みや考え方、そして空気感をも考慮しながらデザインを探るからです。

企業であればその企業の空気感もです。

例えば落ち着いたイメージのお客様に、派手で元気なイメージのデザインをお見せしてもほぼ確実にNGになりますし、たとえそこでOKが出てもお客様のもつ空気感などと違うので、制作したあとに違和感を抱いたり、伝えたい人に伝えたいことが正しく伝わらないのです。

①、②の場合も、お出しいただいた参考デザインに違和感を感じた場合など、必要であれば上記をお聞きしたりします。

 

 

見て、聞いたあとにこちらの考えをお伝えする

上記で少し触れたように、お客様のご希望イメージを掴めたあとに違和感があれば、こちらから「こんなデザインイメージはいかがですか?」と提案します。

それが最大限の効果を発揮し、目的への最善な方法だと思うからです。

但し、それを押し通すようなことはしません。

デザインは目的を達成することは大前提として大切ですが、それに付随して「お客様に気に入っていただけること」もとても大切だと思うからです。

気に入っているからこそ大切にし、それがやがて企業・お客様のブランディングへと繋がっていくと考えています。

 

 

デザイン制作過程を楽しんでほしい

長々と書きましたが、私の思うことは一つ、

「難しく考えないでほしい」

ということです。

あんなデザインがいいな、こんなのもいいな、とあちこち思考がとんでも大丈夫です。

楽しんで作ったほうが絶対いいものが出来ます。

そしてこちらもデザインを楽しみに待っていただいたほうが気合が入ります(笑

楽しく作る。それが一番です。