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デザイン事務所CONDENSEのブログです

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デザイナーに必要な感性

2023.05.26 / デザイン

 

デザイナーと言うと、一般的なイメージでは「人と違った感性を持っていて、見た目的にもいかにもデザイナーっぽそう」といったイメージがあるかと思います。

 

でも、僕の周りの大分県の同業デザイナーや、東京で活躍しているような大御所デザイナーを見ても、少なくとも見た目的にいかにもデザイナーっぽい格好・服装などをしている人は少ない(思い当たらない)です。

 

大体のデザイナーは色は白・黒など、服装や白シャツやジーンズなどのシンプルな服装をしています。

ぱっと見た目でデザイナーとは分からないと思います。

 

これについて以前暇なときに考察してみたことがあるのですが、その結論は

「デザイナーは多くの場合、ごくごく一般的な人が良いと思うものを作らなければいけない仕事だから」

「なぜならば、ごくごく一般的な人が一番多いから」

ということです。

 

よくアーティストとデザイナーの違いが議論されますが、僕の考えでは

アーティスト→自分が良いと思ったものを相手に同意させる(能動的クリエイティブ)

デザイナー→相手(ターゲット)が良いと思うものに寄ったものを作り行動させる(受動的クリエイティブ)

の違いかと思います。

 

つまり、デザイナーが相手(ターゲット)が良いと思うものに寄ったものを作るには、相手の感性が分からないと作れない、だから「普通の感覚」が必要になるということになります。

 

その他、案件により様々なターゲットが据えられ、その都度そこに感覚を寄せていくのですが、その寄せていくときに一般的な感覚からだと寄せやすい(近い)ということもあります。

 

だからデザイナーは「ごくごく一般的な人の感性」を持つことが大切だと、僕は思っています。

 

 

【あとがき】

6月中旬にトライアスロンのレースに出場するのですが、それに向けての追い込み時期に入ってきました。

仕事と両立するのはなかなか大変ですが、トレーニングもデザイン・ホームページの制作も頑張ります!