2023.09.06 / デザイン
色はデザインを構成するとても重要な要素です。
明るいイメージ、強いイメージ、上品なイメージ、ナチュラルなイメージ、女性的なイメージ、など、色を使うことでこれらのイメージを簡単に再現することが可能です。
それは色がもつイメージがあるから。
デザインにおいてもそのイメージに当てはめてカラーセレクトをすることが多いです。
今日は自分がよく使う色の中でも、2色組み合わせて使う場合の組み合わせをご紹介したいと思います。
多分ですが一番よく使う組み合わせかと思います。
クリーンで明るい印象をもたせやすいので、一般企業から医療機関など幅広くマッチする組み合わせです。
基本は青をメインカラーにして、黄色は差し色といった感じになります。
黄色は差し色としてとても使いやすいです。少しMを足してオレンジと黄色の中間で使うこともあります。
青を紺に変えると少し引き締まった印象、水色に変えると明るくポップな印象になります。
ナチュラルなイメージを出したいときに使用することが多いです。
緑を黄緑に変えてるとよりポップなイメージになります。
オレンジを黄色にしても合います。
力強い、男性的な、インパクトのある、などのイメージを出したい時に使用します。
注意点としては、赤の面積が多いと場合によっては強すぎてNGになることがあります。
その他、赤は血の色を連想させるので、それがNGな業種などでは使用しない傾向にあります。
ベージュは金色を連想させやすいので高級感や上品さを出したい時に使います。
その他ベージュ単色で使用した場合は女性的なイメージになります。
女性的なイメージを出す時に使用することが多いです。
有名な色として「ティファニーブルー」がありますが、その影響でこの青と緑の中間色に女性的なイメージが定着したと思われます。
こちらも女性的なイメージですが、より明るくポップなイメージを出したい時に使用します。
クリスマス感を出す鉄板カラーかと思います。
サンタやトナカイ、ツリーが無くても、この色を見るだけでクリスマスを連想させます。
ベタすぎてあえて避けることもあるくらいクリスマスの鉄板カラーです。
最後にお伝えしていなかったのは、なぜ2色なのか?ということです。
簡単に言うと1つのデザインにおいて使用する色数は「3色以内に抑えたほうが良い」からです。
この3色というのは文字などで使用する黒も含めての3色です。(2色でも1色でも良い)
これ以上色を使ってしまうとまとまりのないデザインになりがちです。
もちろんあえて色数を多く使用したデザインもありますが、多くの場合は3色以内に抑えることが基本かと思います。