2023.05.23 / デザイン
普段デザインするときに、無意識に考えていることがあります。
それは「印象に残るデザインをする」ということ。
世の中には素晴らしいデザインが沢山あり、商業的なデザインになるとそれらと当然比べられるわけです。
そんな中、見ている人はほんの数秒(2〜3秒ほど?)で
①それが自分にとって必要なものか?
②自分が興味の持てるものか?
を判断しています。
上記は僕がまだ経験の浅かった頃に、勤めていた大分市内のデザイン事務所の先輩から看板デザインを制作する際に言われたことですが、看板まで極端な環境でなくとも、多くのデザイン媒体に言えることかと思います。
ホームページ、ポスター、フライヤー、パンフレット、名刺 などなど。
印象に残らなければ数秒で離脱してしまい、逆に印象に残ればそこから興味を持って、こちらが伝えたいことへと導ける。
その場では離脱してしまってもあとで「あんな感じのデザイン」でぼんやりと記憶してもらい、再度訪れてもらえる確率が上がる。
弊社のホームページを例に上げると「磁石・三色団子・おにぎり・レンガの壁」をメインビジュアルのモチーフにしています。
一度ホームページを訪れた人に「あの磁石のホームページ」とぼんやり覚えてもらうことが目的で、そのビジュアルを採用しました。
ほんの数秒、でも勝負の数秒。
そこでいかに印象付けられるかを大切に、デザインやホームページを制作しています。