練習不足スイムで苦しむ｜2018年佐渡国際トライアスロン大会完走記第3話

2022.02.17 / トライアスロン

いよいよ決戦の朝。

朝3時に起きて朝食です。

ホテルの用意してくれた朝食が結構美味しく、朝からしっかりご飯2杯食べてエネルギーを補給できました。

その後準備して4時頃出発。佐渡トライアスロンはバイクや荷物の前日預託とかはなかったので、スイム・バイク・ラン全ての荷物を背負ってバイク自走で会場へ向かいます。

スタート会場に到着してもまだ夜が明ける前。

暗いですが他の出場者は忙しそうに準備していました。

レース当日朝のなんとも言えない緊張感が漂っています。少し出遅れた感がありましたが、僕も準備していきます。

佐渡トライアスロンではトランジションも一箇所。スタート会場に隣接する場所のみです。

他のレースと違い年齢順に並んでいるので、近くの人と少し話したりして緊張をほぐせました。

練習不足スイムはキツいよ。。

5時を少し過ぎたらウェットスーツに着替えて試泳に向かいます。

練習不足で少し太ったようで、、スーツが少しキツい、、まあでもしょうが無いのでそのまま試泳します。

いよいよスタート時間の午前6時が近づいてきました。

「今回、このレースに、この場にいれることに感謝しよう。練習不足だけど、精一杯楽しもう！」

そう自分に言い聞かせてスタート合図を待ちます。

そして午前6時、プア〜ンという相変わらず気の抜けた合図とともに一斉スタート！

長い、長い、本当に長い（笑）戦いのスタートです。

スイム会場の佐和田海水浴場は遠浅の海だったので、水に入っても少しだけ走ったままで、膝が浸かるところくらいから泳ぎ始めました。

今回の作戦はズバリ、無理しないこと。

練習不足で飛ばすと死ぬ思いをするので、いつもは得意なスイムも飛ばさずに息が上がらないペースで進んでいきます。

コースは沖にまっすぐ約1km泳ぎ、折り返して1kmの1周2km×2の4km。

練習してたら余裕の距離ですが、今回はむちゃくちゃ苦しかったです。

まず、最初にスタートダッシュできなかったので集団を抜け出すことができず、結構な人混みの中を泳ぎます。いつもと違いぶつかりまくる。。

タイム的にも結構なボリュームゾーンの中を泳いでいた感じでした。

但しそれは覚悟していたこと。自分のペースを乱さずに進んでいきます。

2周目にはいると少し人もバラけてきてぶつかることは少なくなりました。

が、、、今度は自分の体力の限界。。腕がまったく回らなく、、だいぶペースを落としながらなんとか泳いていきます。

たった数ヶ月前は「俺スイム得意だから」とイキっていたのが遠い昔のよう。。

情けないけどこれが今の自分。前に進みさえすればいつか終わると、無心で泳ぎました。

そうこうしつつもようやくスイムFINISH。

手元タイムは1時間23分12秒。

思っていたより悪くない数字でしたが、体力使いすぎたのか陸に上がると目が回って仕方なかったです。

つづく