2019.06.29 / トライアスロン
バイクFINISH後、バイクをボランティアさんが受け取ってくれて代わりにランバッグを渡されてラン用装備に着替えます。
いよいよ最後の種目、ラン42.195kmへ。
残り時間約6時間30分です!気が抜けません!
いつもロングレースのランは、脚の疲労感が凄くて重たいです。
1km走るのもヒーヒー言うくらい。
今回も風でかなり体力消耗したしヤバイんだろうな、、と走り出してみると。。
予想外に軽い!疲労感は当然あるけど軽い。いつもより確実に脚が軽いです!
風で疲労したのが逆に脚の温存になったのか。。。
理由はわかりませんが1km走っても2km走ってもまだ歩きを入れずに走れます。
途中、背中に「OITA」と書いてある選手が居たので「僕も大分なんですよ、頑張りましょうね」と声を掛け、少し並走して話しながら進みます。
15時間もある長いレース、こういったちょっとした会話がとても嬉しいです。
僕に走れる余裕があったので話しかけれたというのもあるんですが。
ランのコースは片道10.5km、往復21kmのコースを2周です。
まずは折返しの10.5km地点を目指しますが、走れるので気分もだいぶ楽です。
バイクの時はどうなることかと思いましたが、、、
福江島のキレイな海を見ながら「こんなキツイことじゃなくて釣りしたいな〜」と思いながら進みました。
多少のアップダウンのあるコースながらもこの時点では全く問題ありません。
そもそもアップダウンは3月の岡の里名水マラソンで慣れてるのもあるかもしれません。3回出ていますがアレは本当にキツイ。。
途中、カメラマンが待ち構えているポイントがあるので余裕のピースが出来るほど。
まあといってもやはり3.8km泳いで180km漕いだあとなので、スピードは遅いんですがキロ6分〜7分台で距離を刻んでいけました。
この日は晴れて日差しも強かったんですが、風は強風。
バイクの時は苦しみましたが、ランの時は逆に身体を冷やしてくれてちょうど良く走れました。
僕は暑さに極端に弱いので、、これはとても助かりました。
いつもはエイドで全身に水をかけてもらいびしょ濡れ状態で走るんですが、この日は頭のかけてもらって気分をスッキリするだけで十分です。
そして実はバイクから強風に晒された汗が、目の周りで塩の結晶を作っていて目がむっちゃ痛かったんです。
普段はこんなこと無かったんですが、強風で汗の蒸発が早かったのが原因かもしれません。
そうこうしているうちに折り返しポイント。
ここにもう一度戻ってこないといけないと思うと、いくら余裕があっても気が滅入りますが、それを越せばFINISHが見えてくるので気合いを入れてリスタートします。
折り返しても余裕だったので、また海をひたすら見ながら魚いないかな〜とチェックしながら走りました。
五島列島は魚釣りの聖地ということは聞いていたんですが、今回はあくまでトライアスロンメイン。
釣り竿は必要ないよな、と持ってこなかったんですけど次回は絶対持ってこようと思いました(笑
15km地点を過ぎたあたりから徐々にキツくなります。
あ〜、さすがに疲れてきたか。。
と思いつつもここまで順調に走れただけでも十分です。エイド以外はここまで一度も歩いていません。
とりあえずスタートした地点が1週目の終わり、21km地点なのでそこまで頑張ろうと思い走りました。
ペースも落ちましたが、このまま行けば完走できるなと光が見えてきていたので頑張れます。
そして21km地点。
ここでは事前に預けたラン用スペシャルニーズバッグを受け取れます。
バイクと同じおにぎりを入れていたので、これを食べて補給しなければいけません。
現時点でもまだジェルは胃が受け付けず、、本当にこのスペシャルニーズバッグのおにぎりに救われました。
エイドではバナナやオレンジを食べていたんですが、塩っぱい米ってやっぱりパワーが出ます!
ちなみに前回の教訓から今回かんころ餅は絶対口にしないと決めていました(笑
ここはFINISHゲートも数百メートル離れたところにあるので、早い人はもうFINISHし始めていました。
「○○ ○○さん、バラモンキーング!!!」
とアナウンサーの方が一人ひとり叫んでくれます。
自分もあと21km走って絶対にFINISHするんだ!
残り21km、ハーフマラソン、絶対走りきって2回目のバラモンキングに俺はなる!!!
つづく