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デザイン事務所CONDENSEのブログです

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デザインを作る時に大切にしてること

2019.01.15 / デザイン

以前書いたように、毎日毎日いつも悩みながらデザインを作っています。

そんな中、自分の中で大切にしているポイントがあります。

でもこれはデザイナーによって違うことが多々あるとは思います。

それが個性となってくるのかと。

参考程度にはなりますが僕なりのポイントを書き出します。

 

①3秒以内に惹きつける

人が好き嫌いを判断するのは本当に一瞬です。

例えば、街を歩いていてふと気になって看板に目をやる場合。

その「ふと気になる」ってなんだろう?と考えると、単純に自分の好みか、好みでないかだと思います。それをほぼ一瞬、かかっても3秒程度で判断しています。

だから、看板でなくても、全てのデザインにおいてその「ふと気になる」瞬間を持ってもらえるような部分を作るように心がけています。

全体的には興味→理解→行動の順に流れるように考えています。

 

②神は細部に宿る

良いデザインとは、上記①の柱となる部分と、それを際立たせる・説得力を持たせるための細部が揃って良いデザインと言えると考えています。

僕は最低でもグラフィックデザインであれば0.1mm、ウェブであれば1pxには気を配るべきだと考えています。

そんな細かいところ素人は気が付かないと思っている人もいるかもしれません。
確かにここはあと何mmとかそういった専門的な細かい部分は気がついていないです。

でも、それが積み重なって構成する全体の雰囲気・質感・世界観は直感的に理解し、判断しています。

そしてそれが柱となる部分を際立たせ、説得力を持たせるデザインになると考えています。

 

③クライアントに気に入ってもらう

あくまで届けたいのはターゲットに対してです。

ですが、クライアントがそのデザインを気に入ってもらえるかも凄く大切にしています。

クライアントは、自社の理念・事業・目標・目的を一番理解しています。

中小企業になると言葉ではハッキリと示すことが出来ない場合が多いですが、直感的には理解しています。

それに対して、いくらヒアリングを重ねても僕は外部の人間であり、クライアントの理解に追いつくことは難しいです。

その一番理解の深いクライアントがNoという場合、何かしらポイントがズレている場合が多いです。

 

また、ブランディングの場合には、その成果物(ロゴなど)を掲げて一貫した施策を社内・社外に打ち出していかなければいけません。

でも気に入っていない場合、こうしたほうがもっと良いのでは?と、施策途中に方向性がズレてしまうことが多いです。

それではブランディングの効果も半減もしくは最悪の場合逆効果になってしまいます。

ターゲットに対して届けば最低限の責任は果たしたと言えるのかもしれませんが、クライアントに気に入ってもらえるかも僕はとても大切にしています。

 

あとがき

上記はあくまで僕が大切にしていることです。

世の中には他にも素晴らしいデザイナーさんが沢山いて、それぞれに個性を持っていると思いますので、他のデザイナーさんの大切にしていることも凄く興味があります。

いつか色んな人に聞いてみたいなーと思います。