2019.02.11 / 雑記
先日、元同僚の結婚式が福岡であったので出席してきました。
僕が独立する前に働いていた福岡の会社なので、もう辞めてから12年くらい経ちます。
まだこうやって交流があるのが不思議な感じがしつつ、有り難い限りです。
僕以外にもその会社で働いていた元上司、先輩、同僚が結構出席していたので、なんだか同窓会のようでとても楽しかったです。
僕は20歳ピッタリ(誕生日に就職したので本当にピッタリ)に大分県の広告代理店に就職して、デザイナーとしてのキャリアをスタートしました。
そこで丸3年間働いたあと、『ここで学べることは全部学んでしまった』と思うようになり、転職します。
当時は中小企業にも徐々にウェブサイトの必要性が高まってきた時期で、僕自身もウェブを作れるようになりたいと強く思っていた時期でした。
なので、最初の会社を辞めた次はウェブ系の会社で短期間ですが2社働きました。2社合計で4ヶ月くらいしか在籍していないですが、とっかかりとしてのウェブ系の知識や技術などはここで身につけました。
でもなんだかんだと色々あって辞めてしまい、次に自分が成長できる環境は?と考えた答えが、福岡で働くことでした。
そして最後となる福岡の会社で約1年10ヶ月ほど働いたあとに独立しています。
独立した理由は単純にお金が必要だったからです。
当時、結婚して子どもも生まれる直前でした。でも会社から頂くお給料だけではどう考えても家族3人で暮らすことが出来なかったんです。当時はグラフィックデザイナーのお給料、物凄く安かったですから。。
当時勤めていた会社に給料交渉したり、他の会社に面接に行きまくりましたが、結局給料面で折り合いがつきませんでした。
ヤバイな、これはトラック運転手とか配送系の仕事とか、キツイけど給料の良い仕事に転職するか。。と考えていると、妻が『独立すればいいじゃん』と言ってくれたので、それで独立しました。
2007年10月1日からフリーランスのデザイナーになりました。
独立直後は当然、僕のことなんて誰も知りません。
どうやって仕事を得るか?が課題でしたが、本当に有り難いことに勤めていた5年間で知り合った元上司・先輩・同僚が仕事を出してくれました。
最初の2年間は確実にこのお陰でやっていけたと思います。
そして、仕事ではかかわらなくても、独立した僕を気にかけてくれたり、都度都度メッセージをくれたりとその存在には凄い助けられました。
僕はあまり人付き合いにマメなタイプではないので、頻繁に連絡するわけではないですが、たまに会うと元気がもらえます。
フリーランスになるとかなり孤独です。なんでも一人でしないといけないし、制作中も一人だし、僕のようにいきなり稼ぐ必要のある場合はそのプレッシャーも半端ないです。
僕は孤独にはかなり強いほうですが、それでも5年間で知り合った人たちが居なければすぐに潰れていたように思います。
なんだか結構脱線しましたが、仕事の事だけでなくても、気の合う仲間はいつまで経っても貴重な存在です。
でもそれは『信頼できる仕事・態度』をそばで示せた結果があるからだと思います。
どんな環境でも腐らずに頑張ると良いことがあるかもという話でした。
今は意識しなくてもSNSで繋がってられますし、そういった意味ではいい時代だなと思います。
ラン・・・10km(残り150km)
300kmプロジェクトもやっと折り返しです!