2023.08.24 / 水草水槽
年齢とともに趣味が増える今日このごろ。
35歳を過ぎたあたりから年々増えてきています。
順番に言うと①ガンプラ、②水草水槽、③トライアスロン、④釣り、という感じで現在4つ。
今日はその水草水槽の制作動画をyoutubeにUPしたのでそれについて書きたいと思います。
一般的な趣味で言う水槽とは、主に魚をペット(観賞魚)として飼育するアクアリウムです。
対して水草水槽とは「水槽の中に自然の生態系を再現する」ことを目的にした水槽です。
水の中の箱庭という感じです。その他感覚的には盆栽にも近いと思っています。
また、別の呼び方ですと「ネイチャーアクアリウム」とも言われています。
観賞魚目的のアクアリウムはざっくりいうと水槽に水を張って魚を入れたら完成ですが、水草水槽は「自然の生態系を再現」することが目的のため、完成までに数ヶ月を要します。
主な流れをざっくりお伝えすると
①水槽にソイル(専用の土)や砂を敷いてレイアウトの骨格を作る
②水草を植える
③水槽を密封して高湿度状態を保ちながら水草が育つのを1〜2ヶ月待つ(水はまだ入れない)(ミスト式の場合)
④水を入れて残りの水草を追加しまた1〜2ヶ月待つ
⑤魚を入れて完成
という風に、主に水草の育成に一番時間を割き、魚を入れるのは一番最後になります。
そんなに長期間かかるなんてつまらないと思いがちですが、水は入れない状態でも水草の育ち具合を確認するのが結構楽しいです。
もともと20代の頃から盆栽には興味があったのですが、身近に盆栽をしている人もいなければどこで売っていて、どう管理(生育)していいかも分からなかったので手を付けていませんでした。
そんなある日、ネイチャーアクアリウムの世界大会上位入賞者の水景写真をネットで見て衝撃を受け、盆栽に似た「侘び寂び」を感じ、こんな水槽が自宅や事務所にあったら癒やされるだろうなと思ったので色々と調べて始めてみました。
最初はネットの情報を調べながらの手探り状態でしたが、徐々にコツが分かってきました。
感覚的にはデザインを制作するのに近いです。
立体的、育つ、水中、のデザインという感じです。
完成した水景は時間を忘れてずっと観ていることができます。
今回の水草水槽も取り掛かったのは2022年の3月です。
そこから水を張ったのが6月、最終的に魚を入れて完成したのが9月なので約6ヶ月かかりました。
(忙しくて途中放置しすぎたというのもありますがちょっと時間かけすぎました)
レイアウトとしては傾斜の真ん中に渓谷をイメージした割れ目を作り、そこに少し背の高い水草とモスが活着した流木が配置されているレイアウトになります。
石組みと流木との組み合わせは久しぶりだったので、完成図がいま一歩予想できなかったのですが良い感じに仕上がったと思います。
これもあまり人に言っていなかったのですが釣りチャンネルとは別に水草水槽チャンネルも実は運営しています。
といっても水草水槽は時間がかかるので年に一本程度アップできたら良いほうなのですが(汗)
制作風景を撮影していたのですが、なかなか動画編集のやる気が起きずにずっと放置していました。
そして2023年8月になってやっと重い腰を上げて編集しました。
水草水槽のチャンネルは釣りチャンネルとは違ってBGMなどを極力使用せずにシンプルな編集にしています。
その他、海外の方をメインターゲットと考えているのでテロップなどもほぼ使用せず、動画内のテキストは英語表記です。
Youtubeの言語設定が日本語になっている人はタイトル・概要なども日本語で表示されていると思いますが、日本語以外の人には英語で表示されるように設定しています。
更新頻度も低いのでなかなか再生数・登録者数も苦戦していますが、頑張って撮影・編集したので良かったら観てやってくださいm(_ _)m