2019.01.05 / トライアスロン
今から3年ほど前、デスクワークと日頃の不摂生が重なった僕は、完全に肥満になっていました。
お腹のお肉はぷよぷよで、過去最大体重記録を更新してしまっていたので、一念発起してダイエットを開始。
ジムにも通ってランニングマシーンで走ったり筋トレしたり。同時に食事制限を行った結果、4ヶ月ほどで16kgの減量に成功しました。
痩せると服を買うのも楽しくなるし、鏡に映る自分に目を背けなくてすむようになって、何よりみんなに別人みたいと言われるのが本当に嬉しかったです。
で、忘れもしない2016年7月14日。
小・中学校で水泳部、高校は水球部に所属していた僕は、前々からトライアスロンに興味があったんです。
でも興味があってもロードバイクも持って無ければ、周りにトライアスロンやっている人なんて一人も居ない。
そんなこんなで興味ありつつもスルーしていたトライアスロンのことを、なんとなく調べていたら『姫島トライアスロン』が毎年8月末に開催されているのを知りました。
トライアスロンは距離別に大体4つのカテゴリに分かれていて、
●スプリント・・・Swim 750m / Bike 20km / Run 5km
●ショート・・・Swim 1.5km / Bike 40km / Run 10km
●ミドル・・・Swim 2.0km / Bike 90km / Run 21km
●ロング・・・Swim 3.8km / Bike 180km / Run 42.195km(いわゆるアイアンマン)
となっています。
そして姫島トライアスロンは、上のスプリントより更に短いスーパースプリントと言われるレースで、
Swim 400m / Bike 18km / Run 4km
と、初心者向けのレースでした。
それを見た瞬間『これならイケるんじゃ!?』と思い、エントリー方法と期日を調べていると、、、
速攻必要書類に記入して郵便局へ。
まあっっっっっっっったく、何にも分かりません。
大きなことから細かいことまで全く。
なのでネットで調べまくりました。自転車のこと、ウェットスーツのこと(トライアスロンは大体のレースでウェットスーツ必須です)、補給のこと、そもそも何を着てレースに出れば良いのかなど。
ネットだけでは不安だったので、「トライアスロン 大分」で検索して出てきた自転車屋へ突撃!いきなりだったのに、本当に親切に教えていただきました。
それでも調べても調べても不安は募るばかり。
会場では荷物預かってくれるのか?ロッカーはあるのか?駐車場はあるのか?とか今考えると本当に些細なことまで不安だらけでした。
でも不安に感じつつも全く分からない何かに挑戦することに、凄くドキドキしていました。
分からないことはもうしょうがないので、とりあえずトレーニングだけは始めなければと。
まずは10年以上泳いでなかったスイムの練習。50m泳いだだけでハーハー言ってましたが、何回か練習すると昔の感覚を思い出して400mくらいは泳げるようになりました。
バイクは初心者向けということでロードバイクでなくても可ということだったので、普段街乗りに使っていたクロスバイクで望むことに。普段も結構乗ってるし、18kmくらいはなんとかなるだろうとなんとNo練習で望みました(汗)。
ランは4kmで、ダイエット始めたときから走っていた距離だったのでそのままの調子でトレーニングを積みました。
そして当日、8時頃伊美港発の選手専用臨時フェリーでいざ姫島へ。
まわりはトライアスロンのイメージそのままの、屈強な人たちばかりで早速縮み上がる(汗)
なんで休日の朝早くにこんなことしてるんだと凄く弱気になってました。
姫島のレース会場に着くと周りの選手は慣れた手つきでバイクなどのセッティング。
そして僕は全力でキョドってました(汗)
泣きそうになりながらも見よう見まねでなんとかセッティング完了。
次にウェットスーツを着て、試泳の時間です。
海に入るのも10何年ぶりで海水のしょっぱさにビビります。
しかも波も結構高くてまたビビります。
一番得意なスイムがこんなことじゃやばい、、と試泳しながら泣きそうに。。。
そうしてフェリー乗ってからスタートまでずっとキョドってました(泣)
試泳も終わって開会式。ここらへん全く記憶がありません。
それほど緊張してたんだと思います。
大会支給のスイムキャップをかぶって、大体5分くらい前にスタート位置に整列したと思います。
普通は自信のない人は後ろの方に並ぶのに、何を思ったか前から2列目に陣取ってしまいました。
「あー、いよいよYoutubeで見た砂浜ダッシュで海に飛び込むアレしなきゃいけないんだ」
と緊張は最高潮に。
もうここまで来たらやるしかない!気合気合気合!!!と頭の中で念じてました。
1分前、、30秒前、、10秒前、、、、、、ポァァァーーーン!!!
「5秒前とかのカウントダウンないんかいっ!!」
とツッコミながらいよいよスタートです。
明日に続く。。。